ナサスタイルの型紙作成に対するこだわりやポイントをご紹介いたします。

ナサスタイルが強みとしているスポーツウェア。以下の様々なスポーツウェアの型紙をご覧いただきながら、ナサスタイルの型紙作成に対するこだわりやポイントをご紹介いたします。
また、最近では人体の構造と用途を考慮するスポーツウェアの型紙作成により培われたノウハウを活かして、着心地や素材、シルエットなどにこだわりを持つ、カジュアルウェアのブランドの型紙作成も手がけております。

メンズパンツ

男性にとって、パンツは必須アイテムです。
ビジネス・カジュアル、どちらのシーンでも大切なアイテムです。
だからこそ、昔からはきやすいパンツは永遠のテーマです。
当社が長年型紙作成に携わってきた中でも、時代によって、はきやすいパンツのテーマは変化してきました。30年前の股上は、ベルト込みの27cmでした。現在は24cm~22cmあたりに移ってきています。背景にはローライズの定着とストレッチ素材の充実があります。
コンピューターによる人体分析(4D)を経て、ペーパーパターン(2D)に写し取る過程においても、起動点を意識すればするほど、パーツ同士の接ぎ合わせだけの同系ラインを維持できなければ、縫い上がりにおいて美しいものとはいえません。
着用した時にのみ、体に対する着圧の有無を感じられるべきなのです。
店頭にアドバイザーを配置せず、ラックにかかったパンツを好きに選んでいただけるシルエットにするため、どこまで戻すかの微調整こそがパタンナーに要求されることでしょう。

マタニティ

マタニティの代表的なアウターアイテムとしては、タブリエが挙げられます。
最近では、マタニティにタウンウエアーとしても着用できることが重視される中、ナサスタイルでは授乳口をどのように忍ばせるかで、様々なバリエーションを提案しています。
シルエットにおいては、痩せている方はBIGサイズを着用されているようですが、健康的な体形の方は着用できる服がないとお困りのようです。そのような方のために、幸せお腹を優しく包む“すっきり着やせシルエット”の型紙パターンを制作しています。

トレッキングウェア

ダンガリーシャツ/パッカブルJK/ヤッケ/カッパ/トレッキングパンツ/ウインドブレーカーJK/ウインドブレーカーパンツ/ベスト
※山登り用の服なのでリュックをかけてもなお動きやすい袖カッティング、膝の屈伸に無理のないパンツであることが必要です。

ゴルフウェア

ポロシャツ/ローライズパンツ/ノータックパンツ/バギーパンツ/レインJK・パンツ/スカート/キュロットパンツ
※他のカテゴリ-ほど価格破壊に走らず、良い素材を用いた丁寧な仕立てや2次加工などで付加価値意識の高いブランドと取引できていることをうれしく思っています。
ゴルフウェアに与えられた最大の使命は理想的なスイングをサポートすることによって、スコアを伸ばすことです。最近では3Dと言って立体裁断のモデルが多く登場しています。これはゴルフウェアにとって脇下の軌道量がいかに重要であるかを物語っています。
ナサスタイルは、スイングした後にフィットするカットラインによって理想的なスイングを実現し、実用新案登録となった製品にも携わってきました。

ランニングウェア

ランニングシャツ/ランニングパンツ/ウォームアップJK/ウォームアップパンツ/サウナスーツ
※ランパン/ランシャツは体と布の摩擦を極力避けることが重要です。
マラソン競技に代表されるように、ランニングウェアは長時間の運動で使用することが前提となります。短時間なら問題にならないことでも、長時間に及ぶことによって発生する問題を解決しなければなりません。
縫い合わせをフラットシーマーで処理をするのですが、デザイン性を高めるとミシンが扱いづらくなります。
つまり、ランニングウェアとしての機能性を維持しながらデザイン面の要望に応えるラインが要求されるのです。ランニングパンツについてはインナーが装着されているので、さらに複雑な構造になります。
デザイン面においての差別化は難しく、カットラインが違うだけのランニングパンツになりがちなので、ここでもランニングウェア同様にランナーのランニング動作を考慮した高い機能性とデザイン性の両立が求められます。

フィットネスウェア

タンクトップ/ブラトップ/キャミソール/Tシャツ/カプリパンツ/クロップドパンツ/カーゴパンツ/ヨガパンツ
※基本は、タイトフィット/ルーズフィットどちらにしてもフィット感が重要。着用した状態で生地の上から意識した筋肉の動きが見えたほうが望ましいです。
撥水性が必要で素材が軽くなるため、シルエット表現するには技術が必要です。
スポーツクラブに通い始める人には明確な目標があります。それは理想的な体型を手に入れるという目標です。そのために使用するフィットネスウェアには、人間心理を反映した工夫が盛り込まれています。初めてスポーツクラブに通い始めたビギナーはTシャツにジャージというスタイル…。
つまり体型の分かりづらい無難な服装なのですぐに分かります。徐々に慣れてきて3ヶ月も経つと吸汗速乾の機能的なウェアに変わります。
そして1年を経過してスポーツクラブ通いの効果が表れてきている人は、積極的に肌を露出するウェアになります。女性ならブラトップに美脚パンツ、男性も同様にボディラインを強調するようなスタイルになります。
このようにボディラインを強調するフィットネスウェアは体に密着させるからといって、サイズを小さくすれば良いというものではなく、骨の位置や着用時の浮きを無くす工夫、さらには素材のテンションが加わり、非常に難易度が高くなります。まさに腕の見せ所となります。

スノーボードウェア

フリースブルゾン/ダウンジャケット/中綿入りJK/中綿入りパンツ/スウェットパンツ/パーカー/ポンチョ/3wayJK/サロペット
※最近の傾向として表のディテールはベーシックで内側に防寒機能やサポーター、遊具入れなどを備え、合わせて3Dカッティングが要求されるため、縫製手順の知識がないと形になりません。平均1型で70パーツになります。
体温調節、衝撃からの保護、たくさんの収納ポケット、高いデザイン性…スノーボードウェアはスポーツウェアの中でも非常に多くの知恵や工夫が詰め込まれている部類に入ります。
型紙技術の面でもまさにノウハウの集大成と言えるでしょう。高度なデザイン性が求められている中で、体温を調節するための孔やたくさんのものを収納できる多くのポケットなどを設けなければならないため、型紙は膨大な数になります。
高いデザイン性を実現しながらも、あくまでもスノーボードウェアはスポーツウェアです。歩いている時や座っている時ではなく、スノーボードの基本姿勢の時に最もフィットするような型紙設計を行うことによって、快適な滑走を実現します。

スイミングウェア

水着製作の難しさは型紙以前に、「特殊ミシンを理解する」ところから始まります。
振巾3.2mm、ゴム厚0.5mm、ゴム巾では9.5mmもパーツが小さくなる分、寸法の単位もcmからmm単位での調整が必要になります。水着における2mmの巾の違いは、アウターの世界で1cmに相当するほど、他のアイテムとは別次元の精密さを求められます。
サンプルを見てもわかるように、カットソーは少しでも出したいラインを強調してしまうと、ひずみが必ず別の箇所に出てしまうため、バランスと縫い目が非常に大切です。

メンズジャケット

ナサスタイルが得意としているカジュアルジャケットですが、ウォッシャブルジャケット、ブルゾン、カバーオールなど、型紙制作の難しいジャンルともいえます。
男性ものは一般的に型紙代が高いといわれています。逆に、ひとつの型紙があれば、工場と素材を変えることで様々な展開ができるため、重要性が高いともいえます。様々な展開をするためには、もちろんトレンドの流れを知ることも必須です。